心療内科とカウンセラーの違い

心療内科とカウンセリングの主な違いは、治療を目的にしているか、悩みの相談や解決を目的としているかです。心療内科では、病気を治療することを目的に、薬物治療や精神療法を行います。心療内科でもカウンセリングを行うことはありますが、保険診療であることから一人ひとりに多くの時間をかけてお話を聞くのには、限界があるのです。

一方、カウンセリングでは1回45分程度、ゆっくり時間をかけて患者様のお話をお聞きします。カウンセリングの目的は、自分の感情を表現したり、問題をカウンセラーと一緒に考えたりすることです。悩みを打ち明けることによって気持ちが楽になり、問題の解決方法が見つかっていきます。自分の問題をカウンセラーと一緒に考えたりすることで、気持ちが楽になって、自分がどうしたらよいのか、自分がやりたいことは何なのかなど、自己理解が深まり解決方法が見つかっていくと思います。必ずしも病気でなくても、話したい悩みがあればカウンセリングに行っても構いません。

なお、心療内科とカウンセリングの両方に通っている方も多くいらっしゃいます。組み合わせることで、より効果的に治療を行えるとも言われています。

早めに相談する場を設けることをお勧めいたします

私自身、会社員として働く中で、適応障害・鬱を経験し、理不尽に上司に怒られ、部下には責められ、仕事に追われる毎日を過ごしていました。

また社内、社外共に人間関係にも苦しみ、自分の将来が全く見えない状態でいましたし、自分とは何者なのか、何のために生きているのか、といったことをいつも考えるようになっていました。

しかも周りを見てみてみると、同期や先輩の多くが同じように悩み、嫌々労働していたのです。

そんな状況で希望を見出すこともできず、このままでいいのだろうか…と葛藤の日々を繰り返していました。

家族や友人に話しても親身に聞いてもらえることもあまりないですし、逆に「そんなことで悩んでるの!?」と責められる展開になることもよくあります。「会社に行って働くのが当たり前」と一蹴されることもしばしばありました。

だから誰かに相談できるわけもなく、自分を押し殺して悶々と過ごしていたのです。

こういう状況って本当に…辛いですよね…

自分を理解してもらえなくて孤独な気持ちに押しつぶされそうになっていました。

でも、それでも言えることは、悩みを解決するためにはやっぱり、相談する場を持つことが必要だということです。

日本では、人に悩みを打ち明けること自体ネガティブなイメージがありますので、自分の中 に溜め込んでしまい、心の病にかかってしまうケースがよくあります。(結果としてそれが 日本の自殺率を高める原因となってしまっています…)

一人で悩まず、お気軽に相談してみませんか?
「相談」というとちょっと、とお考えになる方もいらっしゃると思います。
「愚痴聞き」とでも思っていただければいいかな、と思います。
一人で解決できないことは他人の力を借りることも必要です。
アナタらしい人生の一歩を踏み出せるお手伝いが出来れば幸いです。
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