心療内科とカウンセラーの違い

カウンセリング

心療内科とカウンセリングの主な違いは、治療を目的にしているか、悩みの相談や解決を目的としているかです。心療内科では、病気を治療することを目的に、薬物治療や精神療法を行います。心療内科でもカウンセリングを行うことはありますが、保険診療であることから一人ひとりに多くの時間をかけてお話を聞くのには、限界があるのです。

一方、カウンセリングでは1回45分程度、ゆっくり時間をかけて患者様のお話をお聞きします。カウンセリングの目的は、自分の感情を表現したり、問題をカウンセラーと一緒に考えたりすることです。悩みを打ち明けることによって気持ちが楽になり、問題の解決方法が見つかっていきます。自分の問題をカウンセラーと一緒に考えたりすることで、気持ちが楽になって、自分がどうしたらよいのか、自分がやりたいことは何なのかなど、自己理解が深まり解決方法が見つかっていくと思います。必ずしも病気でなくても、話したい悩みがあればカウンセリングに行っても構いません。

なお、心療内科とカウンセリングの両方に通っている方も多くいらっしゃいます。組み合わせることで、より効果的に治療を行えるとも言われています。

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